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2017/06/15

青虫は私でした。

おはようございます。小出遥子です。

昨日は神保町の東京堂書店さんにて
『青虫は一度溶けて蝶になる』(春秋社=刊)の
刊行記念イベントでした。
お越しいただいた方、ほんとうにありがとうございました。
共著者の藤田一照さんと桜井肖典さんと小出の三人でのぶっちゃけトーク(でもないか!)
たのしみいただけましたでしょうか?

写真はイベントの様子ですが……なんか、謝罪会見みたいですね(笑)。
まあ、私の気持ちとしては、「謝罪」と言ってもあながち間違ってもいなくて……。

正直、この「青虫本」、作るの、もう、めちゃめちゃ大変だったんです。
いや、工程がどうとかそういう問題じゃなくて、単に、私の気持ちとして。
とくに後半、荒れに荒れて……。

ぜんぜん私の「思い通り」にならなくて、癇癪起こして、
一時は「著者から降りさせてください! 私の名前を外してください!」
と騒ぎ立てるぐらいで……。(実話です。)

でも、それも、いま思うと、
私の中の「青虫ちゃん」が暴れていただけだったのだなあ、と。

本のタイトルにもありますけれど、
青虫って、一度さなぎの中で溶けないと、
悠々と空を舞う蝶にはなれないんです。

青虫は青虫として生きていて良いのだけれど、
青虫がいくら羽をつけて蝶の真似事をしたところで、
蝶になった、ということにはならない。

蝶になりたいのなら、青虫としては、一度死ななきゃいけないんです。

制作過程における私の叫びは、そのまま、
「溶けたくない!」「死にたくない!」という青虫の叫びだったんです。

「思い通りにならないこと」が私に苦しみを与えていたのではなくて、
「すべてを自分の思い通りにしたい」という私の気持ちが、
そのまま苦しみにつながっていた。

思い込みの壁に囲まれた狭苦しい部屋で「こんなの嫌だ!」と叫んでいても、
その声はそのまま跳ね返って自分の心身を傷つけるだけ。

30センチ離れた壁に思いっきりボールを投げつけたら、
その瞬間に跳ね返って自分の顔面にバーンと当たる……みたいなものですよね。

そんなことを繰り返し続けて、さすがの私も目を覚まさざるを得なかった。
自分の苦しみの根っこにあるものを、ちゃんと見つめざるを得なかった。

まあ、だからと言って、私という名の青虫が即座に「溶ける」わけではなく、
いまだに思い込みの檻に自らハマり込んでは毒を巻き散らかしている私ですが(笑)
でも、自分にその傾向があると気づけたのはさいわいなことでした。

そうそう。
私は月イチぐらいで野口整体に通っているのですが、
先日行ったときに、先生が私の身体を触りながら、
「小出さん、ゆるみましたね。戦闘モードが解除された感じですよ」
とおっしゃっていました。
これはね、とてもうれしいことでした。
実際、いま、こころもからだもとても軽いです。

この状態をキープしたい! ……というのもまた青虫の我欲なのですが、
まあ、できる限り平和的に生きていきたいし、生きていこう、と思います。

そんなわけで(どんなわけだ!)「青虫本」どうぞよろしくお願いします!
本としては、とても素晴らしいものになったと自負しております。
「パラダイムシフトのヒント集」として、ぜひ。

『青虫は一度溶けて蝶になる』

よい一日をお過ごしください◎

≪今後のTempleのスケジュール≫

【6/16(金)】Temple@瑞泉寺
(京都での初Templeです! ふるってご参加くださいませ)

【7/9(日)】Temple@法然院
(ゲスト:梶田真章さん)

【7/23(日)】Temple School 特別イベント第2弾(ゲスト:横田南嶺さん、藤田一照さん) ※満員御礼