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2017/10/09

もう、家に帰ろう

おはようございます。小出遥子(こいではるこ)です。

今日は「青虫本」の引用からスタートです。

お客さんをもてなすときに、英語で、Please make yourself at home.と言います。Please fell at home.とも言いますね。「自分の家だと思ってくつろいでください」というニュアンスの言葉です。

(中略)

でも、僕たちは、だいたいの場合、これとは逆の、I don’t feel at home in the universe.という状態にいるわけですよね。宇宙のなかで、なんとなくよそよそしい感じがして、くつろげないでいる。

(中略)

homeには「家」という意味だけじゃなくて、「ふるさと」、「故郷」という意味もあります。故郷喪失者的な感覚。洋の東西を問わず、宗教心の根っこにはそういうものがあるように思います。

(中略)

ここで言うhome、家というのは、あくまでメタファーであって、僕たちが雨風をしのぐために住んでいる建物のことではありません。

じゃあいったいなんなのかというと、仏教用語で「安立(あんりゅう)」と言われるものになります。あるいは「安楽」、もしくは「安心(あんじん)」でもいいですね。

(中略)

僕たちは「家」にいてはじめて「安立」ができるんですね。逆に言えば、安立できる場所が家なんです。安心して自分でいられる居場所ですね。

(中略)

そういう場所が浄土、つまりは僕たちのほんとうの家なんだよ、ということですね。こういうものを僕たちは心の底で求めているんじゃないでしょうか。

『青虫は一度溶けて蝶になる』 藤田一照・桜井肖典・小出遥子=著 春秋社=刊 より引用】

もう、家に帰ろう。

というより、いままで一歩も家の外に出たことがなかったことを認めよう。

家の中にいながら、家出少年/家出少女のような気分を味わっていた自分をなぐさめてあげよう。

さあ、もう、家に帰ろう。

……かなり短いけれど、今日はここまで。

よい一日をお過ごしください◎

 

次回「遥子の部屋」は11月4日(土)20時からです。

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