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2018/01/08

つらい過去の乗り越え方

おはようございます。小出遥子(こいではるこ)です。

 

「(やろうと思えば)できたはず」と夢を見るよりも、「(やろうと思ったけど)できなかった」という事実を、そのままの大きさで受け止めてしまった方がいい。できなかったものはできなかった。それはそれで仕方ない。そこを認め切ったときに、あたらしい世界がひらけてくる。

「どうあがいても過去は変えられない」ということを完全に認めて、受け入れ切ったときに、過去につけていた意味が変わる。つまり、過去が変わる。

昨日、都内某所の古い喫茶店で、
新卒で入った編集プロダクションの先輩と再会したんです。
約束なんかなにもしていなくて、ほんとうに、超・偶然に。

私はそのとき、この春に出る予定の本の取材で、
あるお坊さんとお話ししていたのですが……。
な〜んか隣に見覚えのある女性が座っているなあ、
でも、まさかこんなところで……と思っていたら、
「もしかして、小出さん?」って!

びっくりしましたよ〜〜〜。
でも、うれしかった。
お元気そうでなによりでした!

実は、私、その会社にはほとんどいい思い出がなくて。
あまりにも仕事内容がキツくて、
社内の人間関係もものすごくドロドロしていて、
辞めるときには、もう、心身ともにボロボロでした。

会社を辞めて数年経ってからも、
そこで働いている夢を見て、冷や汗ダラダラで飛び起きるなんてザラ。
ほんとうに、トラウマレベルでつらい記憶の宝庫で、
それがために、私、しばらく編集の現場に戻れなかったんです。

「あなたに編集者は向いていない」という、
その会社の人たちの声が頭にこびりついて離れなくて。

だから、いま、自分が、なんだかんだで再び本づくりに
携わっていることが不思議なんですよね。
まあ、「縁」としか言いようがないですね。

でも、ひとつ言えるのは、
私が、あの会社のことや、あの会社にいた人たちのことや、
あの会社でうまく働けなかった自分のことを責め続けていたら、
いまの自分の姿は確実にないだろうな、ということ。

たぶん、私は、ある時点で、諦めたのだと思います。

自分は、自分に合わない会社に入ってしまった。
その会社では、どう頑張っても、うまくやっていくことができなかった。

その事実を、単なる事実として受け止めたんです。

恨み節全開だった頃の私には未練があった。

「ほんとうはもっとうまくやれたはず」
「ほんとうはもっと頑張れたはず」
「ほんとうはもっと……」
「ほんとうはもっと……」
「ほんとうはもっと……」

でも、無理だったものは無理だったんです。
うまくできなかったものはできなかったし、
頑張れなかったものは頑張れなかった。

それでいいじゃない。
というより、それより他に道がなかったからああなっていたのだから、
まずはそこをキッチリと認めるしかないじゃない。

誰が悪いわけでもない。
ただ、「そうなっていただけ」のこと。

認めよう。受けいれよう。
そして、ゆるそう。
あの頃の、すべてを。

そう、覚悟を決めたときに、
過去につけていた意味が変わって、
つまりは過去が変わって、
必然的に「いま」が変わっていきました。

昨日、その会社の先輩に再会したあと、
私は、ほんとうに清々しくて、爽やかな気分でいました。

「あの会社の人」というフィルターを外して見た先輩は、
ほんとうに綺麗で、うつくしくて、素敵な女性でした。
またいつか、一緒にお仕事ができたらいいな。

なんだか、ギフトをもらったような気分。
ちゃんと生きてきてよかったな、と思いました。

また、今日からお仕事頑張ろう。

 

今日もお読みくださってありがとうございました。
よい一日をお過ごしください◎

 

1月24日(水)の夜に、神谷町光明寺にて、
参加者を女性に限定した対話の集いを開催します!
今回のテーマは「家族と性」。ゲストは保育士起業家の小竹めぐみさん。
ゲストも参加者も一体となって、本来的な「いのち」のあり方を探っていきます。
女性のみなさま(心が女性の方もOKです!)どうぞお気軽にお運びください◎

http://temple-web.net/event/95/

2月4日(日)の13時から、北鎌倉の円覚寺さんにて、
Temple School第4弾を開催します!
ゲスト講師はタイ上座部仏教僧侶のプラユキ・ナラテボーさんと、
臨済宗円覚寺派管長の横田南嶺老師。
講師同士の対話と、プラユキ先生による手動瞑想のワークショップとで
立体的に「いのち」のはたらきを学び、感じたあとは、
参加者同士の座談会の時間を取り、さらに立体的に理解を深めていただきます。
先着80名さま限定です! どうかお早めにお申込みくださいませ。

http://temple-web.net/event/98/

3月5日(月)の18時半から、大阪市天王寺区の應典院さんにて、
Temple School第5弾を開催します!
ゲスト講師は禅僧の藤田一照さんと、武術家の光岡英稔さん。
イベント後は講師二人の共著『退歩のススメ』(晶文社)のサイン会も予定しています。
こちらも先着80名さま限定。どうかお早めにお申込みくださいませ。

http://temple-web.net/event/101/

次回「遥子の部屋」は、1月31日(水)20時からです。

小出遥子への質問、お悩み相談、最近のブログやTempleのご感想など、
どなたさまでもお気軽にメッセージくださいませ~。
ご質問やご相談には、番組内で、可能な限り、お答えさせていただきます。

フェイスブックページ(https://www.facebook.com/koide.haruko/)に
メッセージを送っていただくか、
Templeのメールアドレスにお願いします。

temple00001.info@gmail.com
(@を半角に変えてお送りください) 

あなたのお話、小出遥子が対面でお聞きします。
お悩みのご相談もOK。
これまでの人生をしみじみと振り返っていただくのもOK。
どのようなお話でもまったく問題ございません。
安心できる空間(東京都内のお寺の一角など)で、
ゆっくり、じっくり聞かせていただきます。
もちろん、秘密は厳守いたします。
ご興味ございましたら、お気軽にご連絡くださいませ。

temple00001.info@gmail.com
(@を半角に変えてお送りください)