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2016/09/23

【親鸞】この如来微塵世界にみちみちてまします。すなはち一切群生海の心にみちたまへるなり。

「(阿弥陀)仏は世界のどんなところにも満ち満ちている。すなわち、生きとし生けるものの上にも、仏はかならず満ちているのだ」といったような意味になるでしょうか。 この親鸞聖人のことばを受け取って、私は、古 ……
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2016/09/23

【抜隊】耳に声をきき響を知る主は、さて是れ何物ぞ

今回は、南北朝時代の抜隊得勝(ばっすいとくしょう)禅師のことばを選びました。臨済宗向嶽寺派を開かれたお坊さんです。 「耳に声を聴いて、響きを知るものの正体は、さて、いったい誰(何)なのでしょう?」 こ ……
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2016/09/23

【釈迦】来て、見よ。

今回は、「仏教」の大元にあることばを選んでみました。「来て、見よ」(Ehipassika)という、お釈迦さまのことばです。 お釈迦さまは、決して、「私の語ることを信じなさい」とはおっしゃらなかった。た ……
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2016/09/23

【覚鑁】毘盧と弥陀は同体の異名、 極楽と密厳は名異にして一処なり。

今回は、平安時代の真言僧、興教大師・覚鑁(かくばん)さんのことばを選びました。真言宗中興の祖で、「新義」と呼ばれる教学を確立されたことで有名なお坊さんです。 覚鑁さんは、「大日如来と阿弥陀如来は、同体 ……
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2016/09/23

【柳宗悦】ドコトテ御手ノ真中ナル

今回は、明治から昭和にかけて活躍された思想家、美学者、かつ宗教哲学者である、柳宗悦(やなぎむねよし)さんのことばをご紹介します。これについては、私がくどくどと解説を並べ立てるよりも、ご本人の文章を引用 ……
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2016/09/23

【白隠】衆生本来仏なり

新年一発目の「ほんとう」のことばは、白隠禅師の『坐禅和讃』の冒頭部分を選んでみました。有名なことばですので、ご存知の方も多いのではないでしょうか。 この『坐禅和讃』には「私たち人間は、そもそも仏である ……
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2016/09/23

【鴨長明】ゆく川の流れは絶えずして、しかも、もとの水にあらず。

今回は年の瀬にふさわしい一文を選んでみました。言わずと知れた『方丈記』の冒頭部分ですね。中高の古典の授業などで、「仏教的無常観」のあらわれた名文として習った方も多いのではないでしょうか。私も、暗記する ……
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2016/09/23

【慈雲】天地を以てわが心とせば、いたるところ安楽なり。

今回は江戸時代の真言宗の僧侶・慈雲尊者のことばを選んでみました。「世界のすべてを我がいのちとして生きていけば、そこにはもはや安楽しかない」……かなりの意訳ではありますが、私はこのように受け取りました。 ……
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2016/09/23

【釈迦】おのれさえ、おのれのものでない

今回のお釈迦さまのことばの全文は以下のようになります。 これは我が子、これはわが財宝と考えて、愚かな者は苦しむ。おのれさえ、おのれのものでないのに、どうして子と財宝とがおのれのものであろうか。 つまり ……
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2016/09/23

【親鸞】煩悩を断ぜずして涅槃を得るなり

最初にこのことばに出会ったときには驚きました。だって、涅槃というのは、一切の煩悩のなくなった世界のことを指すのだと思っていたから。それなのに、親鸞聖人は、無理にそれを消そうとしなくていい、とおっしゃる ……
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2016/09/23

【空海】それ禿(かむろ)なる樹、定(さだ)んで禿なるにあらず。春に遇うときはすなわち栄え華さく。

赤や黄色や茶色など、無数の色に染まった葉が、一枚、また一枚と枝を離れていく様に一抹のさみしさを覚えるこの頃ですが、いざ本格的に冬がやって来て、潔く丸裸となった木々の姿を見上げてみれば、毎年、いっそ清々 ……
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2016/09/23

【一遍】知りて知らざれ、還って愚痴なれ

今回は、「捨聖(すてひじり)」の異名を持つ、一遍上人らしいことばを選んでみました。 ここで言う「愚痴」とは、なんの知識も持っていない人のことを指すようです。「(仏道を歩む者は)知り得た知識を捨て去って ……
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2016/09/23

【道鏡慧端】一大事とは、今日只今の心なり

道鏡慧端(どうきょうえたん)さんは、江戸時代の臨済宗のお坊さん。「正受老人」の名前の方が知られているかもしれませんね。臨済宗の中興の祖・白隠禅師の師にあたり、厳しい指導によって、彼を大悟まで導いた人物 ……
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2016/09/23

【空海】若し自心を知るは即ち仏心を知るなり。仏心を知るは即ち衆生の心を知るなり。

今回は弘法大師・空海さんのことばを選んでみました。 「自身のほんとうの姿を知ることは、そのまま仏の姿、そして他者のほんとうの姿を知ることである」といったような意味になるでしょうか。「自」と「他」との間 ……
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2016/09/23

【良寛】焚くほどは風が持てくる落葉かな

木々の葉の色も日ごとに深みを増していきますね。ということで、今回は上記の良寛禅師のことばを選んでみました。 「自然のはたらきに沿って生きていれば、焚くのに必要なだけの落葉はちゃんと与えられるものだ。( ……