おはようございます。小出遥子(こいではるこ)です。
ごくごくたま~に、
「小出さんはまさしく“天職”に就かれていますね」
といったようなお言葉をいただくことがあります。
そう言われるのはありがたいことですし、
うれしいな、光栄だな、とも思うのですが……
そもそも「天職」ってなんなんですかね?(笑)
「天職」って、まあ、神秘的な言い方をするなら、
「生まれる前からやることになっていた仕事」
みたいなものですよね。
言い換えるなら、
「運命の仕事」
ということになるのかもしれないのですが。
でも、どうなんだろう。
「運命の仕事」なんて、最初から決められているものなのかな?
まあ、職業じゃなくても、人でもいいですよ。
決められた「運命の人」なんて、果たして存在するんですかね?
というのも……
まあ、私のいまの仕事が、
一般に定義される「天職」に該当するのかどうかはわかりませんけれど、
それをやっている本人としては、
「いや、そんなに神秘的なものでもないだろう」
と思っているというのが正直なところで(笑)。
私は、ただ、目の前にやってきたことを、
その場その場で精一杯やっているだけなんです。
それが「天職」だから懸命にやっているわけじゃなくて、
その場その場で目の前にやってきたことを懸命にやっていたら、結果的に、
周りが「天職ですね!」と言ってくれるようになった、という感じなんですね。
仕事だけじゃないです。
私は、誰かとお話しするときは、基本的には、
「いま目の前にいる相手こそが“運命の人”だ!」と思って接しています。
別に恋とか愛とか関係なくて、ただ、大事な人だ、と。
相手が前世から決められた「運命の人」だから真剣に向き合うんじゃなくて、
真剣に向き合っているうちに、目の前の相手が「運命の人」、
つまり「自分にとって非常に大事な人」だとわかっていく、という感じ。
「運命」は最初から決められているものじゃなくて、
その場、その場でいちばん良いかたちでたちあらわれるもの。
そう信じて、そう生きていると、実際にそれがほんとうになっていくので。
いつかどこかで出会うかもしれない(出会わないかもしれない)
運命の仕事、運命の人を探してさまようよりも、
出会いのすべてを運命と受けとめて、
力まず、気負わず、でも真剣に生きていくのがたのしいな、と。
私は、そう思うので、そう生きています。
そっちの方が、ある意味「ロマンチック」ですよね。
私、ロマンチックな薔薇色人生を歩みたいです(笑)。
今週はどんな出会いが待っているかな。
たのしみですね。
よい一日をお過ごしください◎
次回「遥子の部屋」は10月6日(金)20時からです。
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