おはようございます。小出遥子(こいではるこ)です。
今日もツイッター投稿の引用から。
相手に敬意を払うつもりで言いたいことを言わないでいる、みたいなことを長年続けてきたけれど、それって、自分に対する敬意を完全に無視した行為だったな、と。「いい人」やろうとして、我慢がたまって、「体調の悪い人」「性格の悪い人」になっていた(笑)。こんなくだらないこと、もう、やめよう。
自分を大切にした行為の結果離れていく相手なら、最初から縁のない相手だったんだ。私は私のことを愛しているから、私のことを全力で大切にする。この子の笑顔を守るんだ。そのためにならなんだってする。いま、本気でそう思っている。
自分が自分だと思っている「自分」は、
実は、いちばん身近な「他者」なのだ、
ということを、最近、しみじみと感じています。
※この、自分が自分だと思っている「自分」の「他者性」に関しては、
最近、当サイトで公開したダイアローグ記事の中で、
武術家の光岡英稔(みつおかひでとし)さんが
私の100倍ぐらい正確に語ってくださっています。
ぜひ、じっくりおたのしみいただければ……!
で、まあ、「他者」ですよ。
自分が自分だと思っている「自分」は「他者」なんです。
そして、「自分」という「他者」は、
自分がいちばん大切にするべき「他者」なんです。
「自分」に対する敬意を払わずに、
「相手」への敬意を払うことはできないのだと思う。
「相手」のため、と言って、
言いたいことを言わずに、やりたいことをやらずにいるのは、
謙虚に見せかけて、実はものすごく傲慢な態度なんじゃないかな、と。
自分を抑え込んで傷つけて、それでほんとうに幸せですか?
「相手の笑顔を見ることが私の幸せ」って、
ほんとうにこころの底から言うことができますか?
あなたの心身、泣いていませんか?
もちろん「達人」レベルになれば、
「自分」と「相手」との差はほとんどなくなってしまうので、
いま言ったようなことがまったく負担なくできるようになるのだとは思いますが、
一足飛びにそっちに行けるかと言ったら、やっぱりそれは難しいです。
まずは、自分。
自分という他者を敬うこと。
自分自身に「あなたは大切な人だよ」と伝えてあげること。
このプロセスをすっ飛ばすわけにはいかないんです。
自分自分言い過ぎるとエゴっぽいような気もしますが、
湧き上がってくる欲求を無視することの方が、
よっぽどエゴを暴走させるきっかけになるよなあ、と。
実体験から、そう思います。
私は私のことを愛しているから、私のことを全力で大切にします。
そう、誓います。
「平和」はそこからしか始まっていかないのだから。
よい一日をお過ごしください◎
次回「遥子の部屋」は10月6日(金)20時からです。
小出遥子への質問、お悩み相談、最近のブログやTempleのご感想など、
どなたさまでもお気軽にメッセージくださいませ~。
ご質問やご相談には、番組内で、可能な限り、お答えさせていただきます。
フェイスブックページ()に
メッセージを送っていただくか、
Templeのメールアドレスにお願いします。
(@を半角に変えてお送りください!)