Column

2016年10月 記事一覧

Words
2016/10/26

【道元】眼横鼻直(がんのうびちょく)なることを認得(にんとく)して人に瞞(まん)せられず

今回は道元禅師のことばを選びました。「眼は横に、鼻は縦についている。このように、当たり前のことを、真実、ありのままに見つめ、あるがままに認めることさえできたら、自他に騙されることはなくなるだろう」…… ……
Words
2016/10/19

【良源】迷えば石木異なれども、悟れば氷水ひとつなり

良源さんは平安時代の天台宗のお坊さんです。一般的には元三(がんざん)大師という通称の方が有名かもしれませんね。 「迷いの中にあるときは、石と木はまったくの別物に見えるが、さとりの目で眺めてみれば、氷と ……
Words
2016/10/12

【空海】日月(にちげつ)空水(くうすい)を光(て)らす。 風塵(ふうじん)妨ぐるところなし。

今回は弘法大師の『性霊集』という書物からことばをピックアップしました。日の光、月の光は、空や水をも含んだ万物を照らしている。世界にどんなに塵が多く舞っていたとしても、その光を妨げるものではない。……と ……
Dialogue
2016/10/08

松本紹圭さんとの対話/今、いのちがあなたを生きている

大変お待たせいたしました。Temple Webのメインコンテンツ「Dialogue」、いよいよ公開です! 「いのちからはじまる話をしよう。」をメインテーマに掲げ、各界著名人と、私、小出遥子が、「なにも ……
Words
2016/10/05

【無難】かならず仏になると思うべからず、 仏にならぬが仏なり。

今回は江戸時代初期の臨済宗のお坊さん、至道無難(しどうむなん)禅師のことばを選びました。「決して仏になろうなどと思ってはいけない。仏にならないものが仏なのだから」といったような意味になるでしょうか。 ……